英語教育の哲学的探究3

 このブログの主目的は、(1)英語教育について根本的に考え直すこと、(2)英語教育現場の豊かな知恵をできるだけ言語化すること、です。このブログでの見解などは柳瀬個人のものであり、必ずしも柳瀬が所属する組織や団体などのものではありません。ブログ管理での技術的理由から「英語教育の哲学的探究2」よりこのブログに移行しました。  なお私が所属する京都大学・国際高等教育院・附属国際学術言語教育センター・英語教育部門のウェブサイトでは、学生さんの自律的な英語学習・使用を支援するための情報を多く提供しています。https://www.i-arrc.k.kyoto-u.ac.jp/english_jp

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2024/04/22

"AI is an empowerment tool to actualize the user's potential."

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  本日、「 AIはユーザーの潜在的能力を現実化するツールである。AIはユーザーの力を拡充するだけであり、AIがユーザーに取って代わることはない 」ということを再認識しました。 私は、これまで 1) 学生がAIなしで英文を書く、2) 学生にAIフィードバックを与える、3) 学生が...
2024/04/16

柳瀬陽介 (2023) 「「英語力」をこれ以上商品化・貨幣化するためにAIを使ってはならない─技術主導の問いから人間主導の問いへ─」『早稲田日本語教育学』第35号 pp.57-72

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  この度、『早稲田日本語教育学』の第35号に、拙論 「「英語力」をこれ以上商品化・貨幣化するためにAIを使ってはならない─技術主導の問いから人間主導の問いへ─」 を掲載していただきました。同号は「人工知能知能時代の日本語教育」をテーマにしたのですが、それに伴い、日本語教育と英語...
2024/04/15

「AI活用型英語ライティング授業を行う大学教師の実践と構想」 -- 日本語話者は外国語の学習と使用においてAIの使い方を間違ってはならない

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  2024/04/14(日)に、『通訳翻訳ジャーナル』の「 第12回つーほんウェビナー:翻訳者&専門家が大激論! 生成AIで良質な良質な翻訳はできるのか? 」に登壇しました。登壇の理由は、私にとっての異分野の翻訳業界の方々とお話ができること、しかも発表は1人10分でそれ...
2024/04/12

【Ver. 3.3 に改訂】Socratic Tutor:習った学術的内容を英語で復習してその内容の理解と英語の表現力を同時につけるプロンプト

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 2024/10/14 :Ver. 1.1にして、ユーザーは第2言語として英語を使っているのであるから、できるだけサポートするように指示しました。 2024/10/20 :Ver. 2にして、会話終了前に、学習者が学ぶべき英語表現をChatGPTが提示するようにしました。学習者が...
2024/04/10

Billie English: イギリス英語の発音を解説するYouTubeチャンネル

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 Billie EnglishというYouTubeチャンネルは、イギリス英語の発音について体系的に解説してくれます。 Billie English https://www.youtube.com/@BillieEnglish 以下は、私なりにこのチャンネルの動画を整理したものです...
2024/04/03

【Ver. 1.1】英文の内容や情報を変えずに文体だけ学術英語的なものにするプロンプト

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  ■ プロンプトの機能 このプロンプトは、自分が書いた英文をより学術英語らしく改善するためのものです。このような書き換えの際に、AIはしばしば内容や情報を削除したりすることがありますので、そういった変更をしないようにするために多少の工夫を加えました。改訂を加える英文は区切り記号...
2024/04/02

英単語テスト生成プロンプト (Ver. 1.3.1 ) :英単語群の単語の定義・類義語・例文・連語を提示したテスト問題を自動的に作成します。

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  追記  Ver 1.3.1 (2024/04/29) Prompt #3のcollocationsでも必要な場合は、接尾辞 (suffix) が付けられるように改良しました。 Ver 1.3 (2024/04/22) (1) Word Bankからのランダムな単語選択ができま...
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Yosuke YANASE
I'm (Mr./Dr.) Yosuke YANASE, Professor at the Institute for Liberal Arts and Sciences (ILAS) in Kyoto University. I teach English as a practitioner-researcher.
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