以下のようにシンポジウムが開催されます。特に1日目の講演で、異言語間コミュニケーションと機械翻訳技術について、それぞれの分野の専門家から話が聞けることは有意義だと考えています。
ご興味のある方はぜひご参加ください。
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【イベント名】京都大学創立125周年記念シンポジウム
「転換期の大学言語教育 -AI翻訳とポスト・コロナへの対応-」
【概要】AI翻訳の急速な発展と、オンライン授業の一般化が同時に進行する現在を大学言語教育の転換期として捉え、基本的な考え方や知見を整理し、具体的な事例を参照しながら、今後の展開の方向性を議論します。
【対象】高等教育機関教職員、本テーマに関心がある方
【日時】2021年12月4日(土)・5日(日)
【会場】オンライン(Zoomウェビナー)
【参加】無料・要申込
【詳細】チラシ https://bit.ly/3bmAIaw
シンポウェブサイト https://bit.ly/125sympo
【主催】京都大学国際高等教育院 英語部会、初修外国語部会、日本語・日本文化部会
【共催】多言語社会研究会
【プログラム】
1 日目
テーマ:AI時代の大学言語教育
・開会挨拶 宮川 恒(京都大学 国際高等教育院長)
・趣旨説明 塚原 信行(京都大学)
・講演1「異言語間コミュニケーションの一方略としての機械翻訳」
木村 護郎 クリストフ(上智大学)
・講演2「機械翻訳技術の現在と未来」
黒橋 禎夫(京都大学)
・パネル報告1「機械翻訳によって、異文化の問題は前景化するのかそれとも後景化するのか:一般学術目的の英語ライティング授業からの考察」
柳瀬 陽介(京都大学)
・パネル報告2「京都大学工学部の講義における自動字幕システム運用の実際」
本多 充(京都大学)
・パネル報告3「外国語としての日本語教育と機械翻訳」
藤原 団(トゥールーズ=ジャン・ジョレス大学)
・ディスカッション
パネリスト:木村護郎クリストフ・黒橋禎夫・柳瀬陽介・本多充・藤原団
司会:塚原信行
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2 日目
テーマ:コロナ禍の後の大学言語教育
・趣旨説明 塚原 信行(京都大学)
・講演「パンデミックがもたらした言語教育イデオロギーの転換:セミオティック・アセンブリッジの視点から」
尾辻 恵美(シドニー工科大学)
・ビデオ報告に基づく論点整理
佐野 直子(愛知県立大学)
・パネル報告1「パンデミックの中の留学生日本語教育:1年半の体験を振り返り、今後を考える」
河合 淳子(京都大学)・湯川 志貴子(京都大学)
・パネル報告2「教室を飛び出し世界でつながる外国語授業:プロジェクト型学習で学生は何を学ぶのか?」
Zeilhofer Luisa(京都大学)
・ディスカッション
パネリスト:尾辻恵美・佐野直子・河合淳子・湯川志貴子・Zeilhofer Luisa
司会:山下 仁(大阪大学)