以下の要領で、「公開シンポジウム:人を育てる英語教育・田尻悟郎の授業は大学生の人生にどう影響を与えているのか」を開催します。
コロナ感染予防に十分な対策をした上で、対面方式で開催します。生のコミュニケーションを重視するためです。
なおこのシンポジウムの中継配信や録画公開はいたしません。ご興味のある方はぜひお申し込みの上、会場にお越しください。
日時:
2022年8月20日(土)13:00-16:30
会場:
西南学院百年館(松緑館)(https://swu-dousoukai.jp/access/)
福岡市営地下鉄西新駅出口1より博多湾方面へ徒歩5分
参加費:
無料(要予約:下のチラシ第2ページをクリックして画面を鮮明にした上でQRコードを使ってお申し込みください)
講師:
田尻悟郎(関西大学外国語学部教授)
久保野雅史(神奈川大学外国語学部教授)
柳瀬陽介(京都大学国際高等教育院教授)
横溝紳一郎(西南学院大学外国語学部教授)
内容:
下のチラシをご参照ください。
昨今では授業の合理化が進み文字や数字で明確に表されることばかりが、重視されているように思います。「授業とは人格的な出会いの場である」「教育とは究極的に人を育てる営みである」といったことばが冷笑や揶揄の対象になりかねないぐらいです。
しかし学習者は常に根底のところで「人間らしく生きるとはどういうことだろう」「自分の人生をどう作り上げてゆこうか」という深い問いを抱いています。いや、教員もそうではないでしょうか。
このシンポジウムでは、そのような問題意識を常に忘れずに真摯に教育実践に取り組む実践者である田尻悟郎先生をお迎えし講演をしていただくと共に、その田尻実践をできるだけ分析しようと思っています。
私個人としては、例えばこの講演で述べたように、AIなどの先端技術をより人間らしい社会の実現のために活用することがこれからの教育の課題だと考えます。そしてAIについて知ることと人間らしい教育について考えることでは、後者の方が優先度が高いとも考えています。教育理念の理解があってこそのAI活用だからです。
まだ若干でしたら席の残りはありますのでぜひお申し込みください。(今回は席が限られていますので、関係者への広報を優先させました)