2024/08/02:Ver. 1.1にして、出力に反意語を含めるようにしました。
2024/10/05:Ver. 1.2にして、類義語を独立項目として出力するようにしました。
2024/10/08: Ver. 1.3では、説明の中では問われている単語を "this word" と呼ぶようにChatGPTに指示しました。また、単語の定義を、COBUILDのようにその語をどのような場合に使うかの説明を中心にして行うようにしました。この改訂で学生さんが単語を推測しやすいようにしました。
2024/10/09: Ver 1.4の改訂で以下のような出力が出るようにしました。(1) 複数の品詞で使われる語については、品詞ごとに説明をする。 (2) 定義について説明する前に、その品詞における類義語を提示して、学習者がその語を推測しやすくする。また、プロンプト記述は、指示の順番と階層性を明らかにして、ChatGPTがプロンプト作成者の意図をより忠実に反映するようにしました。しかし「推測させる語を述べてはならない」と何度も指示しているにもかかわらず、ChatGPTがその語を説明の中で使ってしまうことはたまにあります。ですからAI利用の常として、AIからの出力は常に人間がチェックする必要があります。 (下にありますように、プロンプトはVer. 2に改訂しましたが、記録のためにVer. 1.4の出力例とプロンプトはこの記事の末尾に残しておきます)。
2024/10/09 追記:Ver. 2に改訂しました。Ver. 1.4についてのブログ記述を書き終えてトイレにいったら、ふと「そうか、ベテラン教師に語についてのストーリーを語ってもらった方がわかりやすいだろう」と思いつきました。私たちは定義といった包括的で正確な説明法からよりも、ストーリーで理解することを好むからです。
プロンプトに "story" という語を入れたら、はたせるかな出力が大きく変わりましたのでVer. 2としました。添削・改訂プロンプトを書いたときは "plain English" で大きくAIの挙動が変わりましたが、今回は "story" が一種のマジックワードになったようです。この変化は大きかったので、Ver.番号を2にしました。
もちろん "story" をプロンプトに入れた後も、ChatGPTの出力を見ながらプロンプトの言葉遣いを細かく調整しました。ですがこのあたりの調整は、人に対して伝わる文章を書く時と一緒で、わかりやすく (clear)、誤解されず (correct)、具体的で (concrete)、簡潔 (concise) な表現 --3Cs + Concreteで4Cs -- を目指しただけのことです。
また、このVer. 2では私の勤務校のニーズにより合わせるために、大学を中心とした学術英語としての使用を強く志向しました。もしこのプロンプトを他の状況でご利用くださる場合は、適宜、プロンプトの用語を書き換えてください。他のプロンプト同様、私のプロンプトは、商用目的以外でしたら、どなたでもご自由に利用してくださって結構です。
2024/10/10:Ver. 2.1 では、storyの前に語の意味や語が使われる場面や注意すべき点についての説明が来るようにしました。Storyは頭に入りやすいのですが、そのことが語の特定に必ずしもつながるとは限らないからです。このstoryに関するプロンプトは短いのですが、なかなか思うような出力が出ず、5回程度書き直しました。最終的にはChatGPTが出力で使っていることばをヒントにしてプロンプトを修正しました。
2024/10/24:Ver. 2.2の主な改訂ポイントは以下の4つです。 (1) 最後に語源解説を入れるようにしました。(2) Storyの項目の記述を具体的にするために、プロンプトにはあえて "story" という用語を使わずに、"describe a moment in a particular situation when your students want to use the target word" と指示しました。(3) Synonymsは列挙するだけでなく、当該語との違いを簡単に説明するようにしました。(4) Synonymsの説明がやや長くなるので、それより前に意味の説明を行うようにしました。なお、説明部分に当該語を直接使わないようにする指示は強化したのですが、時折、当該語が出力に含まれています。これについては人力で取り除き書き換えるしかありません。また、語源については毎回、ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY (https://www.etymonline.com/) で確認していますが、今のところChatGPTが間違った語源情報を出したことはありません。
2024/10/25:Ver. 2.3で、Word FamilyをInflectionとWord Familyに分けました。最初はInflectionとDerivationという用語で分けたのですが、それですと掲載される語が少なくなるのでWord Familyという用語は残しました。
2024/10/31: Ver.2.4ではアメリカ英語とイギリス英語それぞれのIPAの発音記号表示を加えました。品詞が複数ある場合は、それぞれの発音記号を示すように指示しています。
2024/12/03 (Ver. 2.5): 語の説明出力がぶつ切りの形になってきたので、narrative styleで説明するように指示しました。ChatGPTの内部機構は少しずつ変化しているようなので、時にこのような調整が必要です。
2024/12/06 (Ver. 2.6): 授業内テストでは音声で提示する説明の冒頭に単語の最初の文字と品詞を告げることを止めました。学生さんがそれらの情報だけで単語を正しく推定し、残りの音声説明を聞くことをやや蔑ろにすることを防ぐためです。また、説明は項目ごとに区切らず、一連の自然な流れで語り続けるようにしました。最初は "em" や "uh" などのfillerを入れるように指示したのですが、現在私が利用しているTTS (text-to-speech) の「音読」ではきわめて不自然な音声になるので、filler挿入を止めました。
■ このプロンプトの狙い
前の記事(柳瀬陽介 (2024) 「ChatGPT による学術英語語彙の自律的学習―言語観とプロンプト設計と学習者認識の一貫性―」KELESジャーナル9号 pp.45-51)にも書きましたが、私は英単語とその日本語訳を一対一で対応させて暗記する対連合学習には批判的です。そういった単語小テストは、教師が管理するには便利ですし、丸暗記を好む学習者でしたらそれなりに達成感を味わえます。ですが、そうやって覚えた単語はなかなか実際には使えないことは多くの人が感じている通りです。
それを克服する方法の1つが上の記事で紹介したプロンプトですが、そのプロンプトを使った学習は時間がかかることが短所になります(「短所は長所」で、逆に言いますと、時間をかけて深い学習をすることこそが長所なのですが)。
そこで比較的短時間で単語テストを行うために作ったのが今回ご紹介するプロンプトです。今回もChatGPTの利用を前提としています。このプロンプトでは、単語力以上に多くの日本人英語学習者が必要としているリスニング力も同時に鍛えることを目指しています。学習者は、英語の文章を聞いて、その文章で説明されている英単語が何であるかを当てます。もちろん学習者が聞く文章の中には当該の英単語は使われていません("Jeopardy!" 形式と言えば。ご存知の方にはすぐにわかっていただけるでしょう)。ただし、教師は、学習者に予め単語集の範囲を指定しておいた方がいいでしょう。さもないと単語の推測と同定は難しくなるでしょう。
英単語の説明は英語で行われますから、必然的にこのプロンプトはある程度の英語力をもった学習者のためのものです。英語力がある学習者にとっても難しいように思えるかもしれませんが、テストを受けることで単語をさらに深くそして広く学べる教育的なテストといえるのではないかと私は考えています。
このプロンプトは指定された英単語を解説する英文(および例文・コロケーション・派生語・反意語)を生み出します。教師はその英文を文字-音声変換アプリを使って、学習者にその音声を聞かせて説明されている単語が何であるかを当てさせます(例文・コロケーション・派生語には、当該単語(の一部)が出てきますから、音声提示の際には使わず、後で見せて解説します)。
このプロンプトを使った単語テストでは、学習者は聞こえてくるたくさんの英単語が織りなす意味のネットワーク関係の中から、予習範囲の1つの単語を思い起こすわけです。学習者は、テストの音声を聞きながら、説明されている単語が英語という言語の中で他の単語とどのような関係にあるかを総合的に学びます。その学びの中で、学習者は説明されている単語が何であるかを当てるわけです。
この英語のリスニングと思考の連動は、一字一句正確に聞き取るヒアリングとは大いに異なります。仮に細部がわからないとしても何となく聞いて考えるうちに、「あぁ、あの単語のことかなぁ」と学習者は単語を想起します。私は細部を大切にするヒアリング訓練の価値を痛感していますが、同時に、そればかりだと「木を見て森を見ず」の不十分なリスニングしかできないようになることも警戒しています。このリスニング版単語テストを通じて、学習者には考えながら聞く・考えるために聞く術を身につけてほしいとも願っています。
テストが終了したら、教師は読み上げられた英文、および当該単語の例文・コロケーション・派生語を示した資料を学習者に提示しさらに詳しく解説します。私は単語テストを実施して採点をするだけの営みは、「指導」や「教育」ではなく「管理」に過ぎないと思っています。
このChatGPTプロンプトを使うと、学習者にたくさんの英語を聞かせて、その英語を通じて考えさせる英語解説が瞬時にできます。またその解説を補う例文・コロケーション・派生語も自動的に入手できます。このプロンプトは、できるだけAIの力を使って、語彙の学習と指導を高度化するものです。
抽象的な説明が続きましたので、下では、学習者が経験することを疑似体験することにしましょう。
■ 学習者が行うこと
L1(予習):学習者は、単語集の指定された範囲について授業前に予習をしておく。
L2(テスト受験):学習者は、教室でのテストで次のような音声を聞き、その音声が指定された範囲のどの単語についての説明かを推測し、解答欄に書く。
注1:通常のテストは5つの音声を流すが、この記事では簡潔に例示するため1つだけにしている。
注2:筆者の所属校ではLMS (Learning Managemment System)を使っているので、学生はスマホで解答する。システムはそれを自動採点して点数と正解を学生に伝えると共に教師用の成績簿に点数を自動記録する。
L3(テスト後の学習): 学習者には、次のような教材が視覚的に提示される。教師は説明部分の音声をもう一度流した上で、当該単語についての解説を加える。(注:下のサンプルはVer. 2.6の出力です)。
Word 1: individual
Pronunciation
- American English: /ˌɪn.dɪˈvɪdʒ.u.əl/ (noun, adjective)
- British English: /ˌɪn.dɪˈvɪdʒ.u.əl/ (noun, adjective)
Explanation
This word can function both as a noun and an adjective. As a noun, it refers to a single person, often emphasizing their distinctiveness. Synonyms include "person" or "human being," but unlike these, this word often highlights uniqueness or separateness. For instance, if you want to describe someone who stands out in a group, this word is more appropriate. As an adjective, it describes something that pertains to or belongs to a single person or thing, such as "personal" or "distinct."
Imagine a situation where you’re observing a class. Each student has their own style of learning, which makes them unique. To refer to one specific student or their unique way of studying, this word fits perfectly.
Learners should note that as a noun, it can sometimes sound overly formal if used casually, so it's more common in academic or professional contexts. As an adjective, it is more versatile and neutral.
The initial letter of this word is "I." What is this word?
Example Sentences
- Every individual in the team contributed to the project's success.
- The individual talents of each artist made the exhibition truly remarkable.
- She prefers an individual approach when mentoring her students.
- Each individual is responsible for their own actions.
- The committee reviewed the cases on an individual basis.
Collocation
- Individual rights
- Individual responsibility
- Individual attention
- Individual choice
- Individual differences
Inflection
- individuals (plural)
Word Family
- individuality (noun)
- individualism (noun)
- individualist (noun)
- individually (adverb)
- individualistic (adjective)
Synonyms
- Person (noun)
- Human (noun)
- Unique (adjective)
- Distinct (adjective)
- Personal (adjective)
Antonyms
- Group (noun)
- Collective (adjective)
Etymology
The word originates from the Late Latin individuum, meaning "an indivisible thing," derived from in- (not) and dividere (to divide). Its use evolved in Middle English through Old French, retaining the idea of singularity and uniqueness. Over time, it expanded to describe not only singularity but also personal characteristics.
■ 教師が行うこと
T1(テストする語の決定): 学習者に指定した範囲の中から問題に使う語を選ぶ。語の説明の録音は40-60秒程度ということを考えて、適切な数の語を選ぶ。
T2(ChatGPTの利用): 下のChatGPT用プロンプトに選んだ語を入れた上で、それをChatGPTに入力する。ChatGPTからの出力はとりあえずすべてワープロにコピーしておく。
## Goal
-You're a college instructor who teaches academic English to international students who struggle with English as a second language. You will carry out the following tasks for each target word in the word bank below "=====" until you finish doing the tasks with the last target word.
-Do not open canvas.
# Task 1: Pronunciation
Provide the International Phonetic Alphabet of the target word for each part of speech in American and British English, followed by the part of speech and the variety of English in parentheses.
# Task 2: Oral Explanation in a Narrative Style
-General Instructions of Task 2: Your role is to talk about the target word without explicitly mentioning it and its related word. You talk about the following items in a natural narrative style without breaking your story item by item. Your narrative must sound natural as if a real teacher is talking to their students. Please note that you can never mention the exact target word or any words that would make it too easy to guess in your story. Say "this word" when you need to mention the target word.
-First, you state the part(s) of speech in which the word can function. When there are multiple parts of speech, emphasize a more frequently used part of speech.
-Next, uou mention the target word's synonyms in each part of speech. You also briefly explain how the target word (keep saying "this word" in this explanation) differs from these synonyms without explicitly mentioning the target word or its related word.
-You describe a moment in a particular situation when your students would want to use the target word without explicitly saying the target word or its related word. Never use the target word or its related wordin the description or its related word.
-You explain what the target word means without explicitly saying the target word or its related word.
-You also explain what language learners should keep in mind when using this word. However, you can never use the target word in this advice.
-Finally, you must state the initial letter of this word before saying "What is this word?".
# Task 3: Example sentences
Produce five example sentences that use the target word. In this task 3, you can write the target word using complete spelling in example sentences. Your five example sentences must represent typical uses of the target word. The example sentences are numbered from 1. to 5. for each selected word.
# Task 4: Collocation
Provide the most frequent combinations of words with the target word. Show actual word examples rather than grammatical categories. If a subject or object is necessary when representing collocation, show "something" or "somebody" in the position of a subject or object.
# Task 5: Inflection
Provide the target word's inflection forms along with their labels. The label includes (past tense), (past participle), (present participle), and (third-person singular) for a verb, (plural) for a noun, and (comparative) and (superlative) for an adjective.
# Task 6: Word Family
Provide other words in the word family to which the target word belongs, excluding the inflection forms that you provided above.
# Task 7: Synonyms
If any, show synonyms of the target words. Indicate the part of speech in parentheses after each word.
# Task 8: Antonyms
If any, show the antonyms of the target words. Indicate the part of speech in parentheses after each word.
# Task 9: Etymology
Provide useful information about the etymology of the target word so that students can understand its meaning and related words better.
# Iteration
Keep doing Tasks from 1 to 9 until you reach the last target word in the Word Bank.
## Output format: produce the following four items for each target word.
-Word with a number (e.g., Word 1) <The target word>
-Pronunciation <The output of Task 1>
-Explanation <The output of Task 2 in a natural spoken style>
-Example sentences <The output of Task 3: Add a number to each sentence>
-Collocation <The output of Task 4: Add a number to each collocation>
-Inflection <The output of Task 5: Add a number to each word>
-Word Familiy <The output of Task 6: Add a number to each word>
-Synonyms <The output of Task 7: Add a number to each word>
-Antonyms <The output of Task 8: Add a number to each word>
-Etymology <The output of Task 9>
# Word Bank
=====
ここにテストする単語を入れる。複数入れる場合は、カンマや改行などで区切る。
=====
T3(ChatGPT出力の確認): ワープロ上で、ChatGPTが出力した説明などに不適切な箇所がないか確認する。もしあれば修正する。ChatGPTの説明が気に入らなければ、同じプロンプトを再度入力すると少し異なった出力が得られるので、その方法で適切な出力を入手する。
T4(音声ファイルの作成): ChatGPTの説明部分だけを、文字-音声変換アプリに入れて英語音声のMP3ファイルを作成する。
注3:MP3ファイルの冒頭からいきなり音声がスタートすると何かと使いにくいので、もし「音読さん」などのアプリを使う場合は、音読用英文を下の真ん中の空白部分に入れた上でそれをアプリに入力する。下の例だと、ファイルが作動して2秒後に音声が流れ始める。数字を変えれば秒数も変えられる。
<speak><break time="2s"/> </speak>
T5(テストの実施):T3のワープロファイルとT4の音声ファイルを保存したラップトップを教室にもっていき、単語テストを行う。
■ 語彙学習だけを行う90分授業の可能性
このプロンプトと前の記事のプロンプトを使って、次のような90分授業ができないかと今私は夢想しています。
(1) リスニングを通じての語彙テスト(30分):上のテストを行う。10問出すとしたら音声提示と回答で10分、解説で20分ぐらいかかる。
(2) ChatGPTとの対話を通じての深い語彙学習(45分):学習者がそれぞれに指定範囲の中から使えるようになりたい単語を選び、ChatGPTと対話しながら学ぶ。学びはレポートにまとめる。
(3) 学びの共有(15分):学習者はペアやグループで (2) で学んだことを共有する。教師はその学びを適宜クラス全体でも共有する。
教師の教室外課題: (2) のレポートのチェックと次のテストの作成。
学習者の教室外課題:次のテスト範囲の単語の予習。
期末テスト:(1)の形式のテストを50問程度と、学習者が(2)の学びの過程で学んだ10語程度の英単語を使った例文を書かせる。
こういった実践を重ねてゆけば、教師は単語集のすべての語に対して、解説ファイルと音声ファイルを作成することができるでしょう。他の同僚と共同作業で行えばその作成はもっと早くできるでしょう。そうやって完成した解説ファイル集と音声ファイル集を学内限定で共有すれば、教師はいつでも楽にテストを作成できます。
AIを使って日本の英語教育を高度化したいと私は強く願っています。
追記
問題を視覚提示する従来型の単語テスト(定義・類義語・例文・連語つき)を作成するChatGPTプロンプトは下にあります。2024年度前期の私の授業は、最初にはこのプロンプトで作成するテストを使っていましたが、途中からこの記事で紹介したリスニング型のテストを使うようにしました。今回ご紹介したプロンプトはその過程で何度も改訂したものです。
英単語テスト生成プロンプト (Ver. 1.3.1 ) :
英単語群の単語の定義・類義語・例文・連語を提示したテスト問題を自動的に作成します。
https://yanase-yosuke.blogspot.com/2024/04/blog-post.html
*****
Ver 1.4の出力例
Word 1: function
Explanation
- The first letter of this word is F.
- This word is primarily used as a noun and also as a verb.
As a noun:
- Synonyms of this word include "purpose," "role," or "duty."
- This word refers to the way something works or the specific job it performs. For example, when you think about an item or system, you might consider what it is designed to do or the specific role it plays in a larger process. You might use this word when talking about how a machine operates, how an organization runs, or even the purpose of a body part in biology.
- This word often appears in technical, academic, or scientific contexts, where you're explaining or discussing how things work. Be careful when using this word because it often refers to specific, practical aspects of a system or object.
As a verb:
- Synonyms of this word in verb form include "operate," "work," or "perform."
- This word refers to the act of something doing what it is designed or expected to do. For instance, when a device or machine is working properly, it is said to be performing its job. You might use this word in a sentence when discussing whether something is doing what it was intended to do.
- As a verb, this word is frequently used in more formal or technical contexts, especially when talking about machines, systems, or even organizations.
To conclude: the first letter of this word is F, and it can be used as a noun and a verb. What is this word?
Example sentences
- The function of this device is to monitor air quality in the room.
- Every team member has a specific function in this project.
- This program isn't working properly; it doesn't function as intended.
- In biology class, we learned about the function of the liver in the human body.
- The computer stopped functioning after the power outage.
Collocation
- Main function
- Specific function
- Perform a function
- Serve a function
- Function properly
Word family
- Functional (adjective)
- Functionality (noun)
- Malfunction (noun/verb)
Synonyms
- Purpose (noun)
- Role (noun)
- Operate (verb)
- Work (verb)
- Duty (noun)
Antonyms
- Malfunction (verb/noun)
- Fail (verb)
Ver 1.4のプロンプト
# Goal
-You're an experienced high school teacher who teaches academic English. You will carry out the following four tasks for each target word in the word bank below "=====" until you finish doing the tasks with the last target word.
# Task 1: Explanation
-General Instruction of Task 1:Your primary task is to produce a spoken passage to let your students guess the target word without saying it or its related word forms in the passage. You orally explain the target word without saying it or its related word forms in natural spoken English. Never use the target word or its related word forms in your speech. Don't replace the word with underscores (__) , asterisks (***) or any other substitute symbols. Keep referring to the target as "this word" throughout your explanation. You do the following subtasks indicated by "##" or "###" in the indicated order.
## Task 1-1: State the initial letter of the word.
## Task 1-2: State the target word's part(s) of speech. If the word functions in multiple parts of speech, you have to state the more frequently used part of speech first, followed by other parts of speech.
## Task 1-3: If the word functions in multiple parts of speech, start explaining the word in the following points in the most frequently used part of speech.
### Task 1-3-1: List the target word's synonymns.
### Task 1-3-2: Define the target word without saying the word or its related word forms. Describe a situation in which one is most likely to use the target word by reffering to the target word as "this word," without saying it or its related word forms. If the word has multiple meanings, you must provide as many definitions as necessary.
### Task 1-3-3: Give additional information, such as the genre or connotation associated with the word without saying the word or its related word forms. Furthermore, give advice on how to use or understand the target word correctly without using the word or its related word forms.
## Task 1-4: Repeat the Task 1-3 and its subtasks in another part of speech of the target word, if any.
## Task 1-5: Conclude your speech by restating the initial letter of the word and the part(s) of speech for this word and saying "What is this word?".
-Reminder for ChatGPT: Please remember that your passage is a spoken explanation in plain English. Don't forget that you can never say the target word or its related word forms in your speech.
# Task 2: Example sentences
Produce five example sentences that uses the target word. In this Task 2, you can write the target word in full spelling in example sentences. Your five example sentences must represent typical use of the target word. The example sentences are numbered from 1. to 5. for each selected word.
# Task 3: Collocation
Provide most frequent combinations of words with the target word. Show actual word examples rather than grammatical categories.If a subject or object is necessary when representing collocation, show "something" or "somebody" in the position of a subject or object.
# Task 4: Word family
If any, show other words in the word family to which the target word belongs. Nevertheless, don't include the present participle or present participle of the target word in the list. If there are no particular words in the word family, show "n/a." Indicate the part of speech in parentheses after each word of the word family.
# Task 5: Synonyms
If any, show synonyms of the target words. Indicate the part of speech in parentheses after each word of the word family.
# Task 6: Antonyms
If any, show antoyms of the target words. Indicate the part of speech in parentheses after each word of the word family.
# Iteration
Keep doing Task 1, Task 2, Task 3, Task 4, Task 5, and Task 6 until you reach the last target word in the Word Bank.
# Output format: produce the following four items for each target word.
-Word with a number (e.g., Word 1) <The target word>
-Explanation <The output of Task 1>
-Example sentences <The output of Task 2: Add a number to each sentence>
-Collocation <The output of Task 3: Add a number to each collocation>
-Word family <The output of Task 4: Add a number to each word>
-Synonyms <The output of Task 5: Add a number to each word>
-Antonyms <The output of Task 6: Add a number to each word>
# Word Bank
=====
ここにテストする単語を入れる。複数入れる場合は、カンマや改行などで区切る。
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