国際音声記号 (International Phonetic Alphabet: IPA) は発音を表記するのには便利ですが、特殊な記号も多いので通常のキーボードでは表現しにくいのが難点です(注)。その困難点を回避するため、通常のアルファベット(といくつかの補助記号)だけで英語の発音を表記する方法がいくつも使われています。
Pronunciation respelling for English
https://en.wikipedia.org/wiki/Pronunciation_respelling_for_English
以下の表は上のWikipediaの表の中から、比較的使いやすい表記法を3つ選んでまとめたものです (Dictionary.com, Google, Wikipedia)。これらの表記法は、英語圏で多く使われますから、覚えておくと発音の仕方を知る時も、自分で表現したい時でも便利です。
これらの表記法は厳密なものではなく、方式によって揺れのあるものです。ですから、理解・習得はだいたいで結構です。ある程度の理解・習得でも実用上のメリットは確実にあります。
上の表はここからダウンロード。
追記(2023/05/09):
昨日アップロードした版にはいくつかの間違いがありました。
現在はその修正版を掲載しています。
上の表のエクセルファイルはここからダウンロード。
(注) IPAの記号をコピーしたい時は、https://ipa.typeit.org/ などが便利です。
関連サイト
International Phonetic Alphabet (IPA) で発音を学ぶ際に便利なサイト集