2022/05/14

保田幸子 (2021) 『英語科学論文をどう書くか:新しいスタンダード』(ひつじ書房)

 

保田幸子 (2021) 『英語科学論文をどう書くか:新しいスタンダード』(ひつじ書房)は、英語論文を書こうとする者にとっての素晴らしい本だと思いましたので、所属部局のウェブサイトで紹介させていただきました。


英語学習相談FAQ:ライティング

10. 英語論文執筆について体系的に解説したガイド

https://www.i-arrc.k.kyoto-u.ac.jp/english/consultation_jp_FAQ#frame-651


この本の良い点は、(1) 英語論文執筆の指針が、多くの実際の学術誌投稿要領や論文の英語表現例や英語ライティング研究の成果と共に示されていること、(2) 言語使用が社会的・文化的・歴史的な事象であることを示していること、さらに (3) 過剰な一般化を避ける抑制的な態度を保っていること、などとまとめられるかもしれません。

私自身学術英語ライティングを教える者として、大変勉強になりました。この本が少しでも多くの人に読まれればと思い、このブログでも紹介する次第です。



楽しい英語学習は長続きする:アニメ・ドラマ(Netflix on Language Reactor)と漫画(LANGAKU)

本日、英語学習に意欲的な学部生と英語で話す機会を得ました。彼ら曰く、英語を身につけるためには集中的な学習が必要なのはわかるが、毎日続けるには、楽しさという要素が必要だ、ということです。ここでは彼らから教えてもらった2つの方法を共有します。 (1) Netflix上のアニメやドラマ...