2023/04/25

アメリカ英語で子音が連続する場合

 


この記事は授業資料の1つです。アメリカ英語の子音および母音についての一般的な解説は、以下の記事を御覧ください。


アメリカ英語の子音についての簡単な解説

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/04/blog-post_15.html


アメリカ英語の母音についての簡単な解説

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/04/blog-post_14.html


***


禁止事項

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音声ファイルを皆さんがダウンロードすることは禁止します。ダウンロードせずに、このブログ・クラウドサービスを通じて発音の勉強をしてください。



***

■ はじめに


日本語は、子音 (Consonant: C) の次に必ず母音 (Vowel: V) が続く音節構造をもっています。これに対して英語の音節構造は、以下の図に示したように子音の次に必ず母音が来るわけでもなく、また子音が連続して発音されることもしばしばです。


このような言語上の違いにより、日本語を母語とする人が英語の発音をマスターすることはかならずしも容易ではありません。意識的かつ分析的な訓練が重要です。

以下の音源を何度も聞いて、単独の子音と連続する子音がどのような発声であるのかを感覚的に体得してください。



■ 語尾の子音(聞き取りにくいし発音しにくい)


過去形を表わす語尾の /t/ (/t/ を除く無声子音で終わる動詞)


過去形を表わす語尾の /d/ (/d/ を除く有声子音もしくは母音で終わる動詞)



複数形を表わす語尾の /s/ (語尾が/p/, /f/, /θ/, /t/, /k/ などの子音で終わる名詞)



複数形を表わす語尾の /z/ (語尾が/b/, /m/, /v/, /l/, /d/, /n/, /g/, /r/, /ŋ/ などで終わる有声子音か母音で終わる名詞)

tiger-tigers

 

■ 子音と /r/ もしくは /l/ の連続(発音しにくい)






■ 子音と /w/ の連続(発音しにくい)



2023/04/18

International Phonetic Alphabet (IPA) で発音を学ぶ際に便利なサイト集

  

IPA (International Phonetic Alphabet) とは、さまざまな言語の発音を表記する体系です。辞書で使われているいわゆる「発音記号」と思ってくださって結構です(実は日本で使われている発音記号にはいくつかの問題があるのですがここではその点は省略します)。覚えておくと便利ですから、どうぞ以下のサイトなどを参照してください。

 

 

体系的な解説サイト


Accent's Way English with Hadar

IPAの発音体系チャートを使ってアメリカ英語の母音と子音の発音の仕方を丁寧に解説してくれています。動画は母音が約25分、子音が約36分とやや長めですが、一度はきちんと見ておくことをお勧めします。標準的な発音の仕方を理解しておくことはこれからの英語使用生活において重要な財産となるからです。

American English Vowels | IPA (International Phonetic Alphabet) vowel chart

https://youtu.be/9E6F57s-V7U

English Consonants Masterclass: Learn to pronounce ANY consonant in English [IPA chart explained]

https://youtu.be/RJnQaCW2FjE


Learn to Pronounce Sounds in American English

アメリカ英語の個々の音(音素)だけでなく、音声学の重要用語についても丁寧に説明しているサイトです。音素については、発音例だけでなく口舌の位置状況についての図解もついています。さらにスペリングとの関係も示してくれています。発音に関するレファレンスサイトとして活用できます。

https://pronuncian.com/sounds

 

 

International Phonetic Alphabet for American English - IPA Chart

アメリカ英語の発音についての体系的なサイトです。通常の音素 (phoneme) だけでなく、音素内の変種である異音 (allophone) についても掲載しています。加えてその音素・異音が語頭・語中・語尾についた場合の発音例が音声で聞けます(再生スピードも複数されています)。アメリカ英語についてしっかりと学びたい人向けのサイトです。

https://easypronunciation.com/en/american-english-pronunciation-ipa-chart

 

 

Interactive IPA Chart

母音と子音の体系図が示され、発音記号をクリックするとその発音を聞くことができます。英語の音以外の音も表示されていますので一瞬迷うかもしれませんが、このブログの母音子音のをよく覚えて使いこなしてください。

https://www.ipachart.com/

 

 

 

YouTube動画

 

Sounds American's PLAYLISTS

代表的なアメリカ英語の音素の発音の仕方を動画で説明してくれています。動画を見ること自体が英語リスニングの練習にもなりますので、英語に慣れるためにはいいメディアといえるでしょう。

https://www.youtube.com/@SoundsAmerican/playlists

 

Sounds Americanのプレイリストの中でも特に以下はぜひお勧めします。プレイリストは “Play all” を選ぶと連続再生してくれるので便利です。

 

Contrasting Sounds

日本語話者も混同しがちな音の違いについて学べます。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLYJV5Moz9cfwiATXxNLA_zFHq-9-S5b1p

 

IPA Illustrated

特定の音素を多く含む文を再生してくれます。文が2回読み上げられるだけなのに、その前後にいちいち音楽が入りますので、何かの作業をしながら連続再生して聞くのがいいかもしれません。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLYJV5Moz9cfz5DaaHT7XKbQyAH1QM6BZ9

 

Youglish

自分の好きな単語を入力してください。その語が使われている文を含んだ動画が出てきます(単語が出てきたら右向きの三角アイコンを押して、次々に目的の単語が出てくる文を聞く学習法をお勧めします)。2030種類の文例を視聴すれば、発音だけでなく語がよく使われる文脈についても学べます。

https://youglish.com/

 

 

その他の便利なサイト

 

Type IPA phonetic symbols for English

発音記号をコピペしたいときはこのサイトが便利です。

https://ipa.typeit.org/

 

 

Pronunciation respelling for English

発音記号 (IPA) は特殊な文字なので、多くの媒体では通常の文字を使って発音を表記します。これを “pronunciation respelling” と呼びます。英語圏ではこの発音表記がしばしば使われますので覚えておくとなにかと便利です。

以下はWikipediaで使われているpronunciation respellingです。英語アルファベット26文字と「あいまい母音」 (schwa) /ə/ だけで表記しています。

Help: Pronunciation respelling key

https://en.wikipedia.org/wiki/Help:Pronunciation_respelling_key

ただpronunciation respellingは辞書などごとに微妙に異なっています。その一覧表は以下のサイトで閲覧できます。

Pronunciation respelling for English

https://en.wikipedia.org/wiki/Pronunciation_respelling_for_English

 

 

 Googleの発音判定

 音の聞き分けができるようになったら、次は自分でもきちんと発音できるようになると何かと便利です。Google検索エンジンは発音の判定および指導もしてくれますのでぜひ使ってみてください。

Googleの発音判定とアルファベットによる発音表記

https://www.i-arrc.k.kyoto-u.ac.jp/english/consultation_jp_FAQ#frame-652



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アメリカ英語の母音についての簡単な解説

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アメリカ英語で子音が連続する場合

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2023/04/15

アメリカ英語の子音についての簡単な解説


 以下は典型的なアメリカ英語の子音 (consonants) の簡単な解説です。


■ 子音の体系


子音とは呼気の流れが口舌の何らかの形で遮られてできる音です。

子音は、(1) 調音法はどれか、(2) 調音点はどこか、そして (3) 無声音か有声音か、の3つの要素で音が決まります。

調音法 (manner) とは、呼気をどのようなやり方で出すかという方法です。

調音点 (place) とは、呼気が主にどの場所で遮られるかを示しています。

無声音 (voiceless sound) とは、声帯を振動させないままに出す音です。

有声音 (voiced sound) とは、声帯を振動させながら出す音です。





個々の子音を発音しながら、調音法と調音点と無声音・有声音を確認してください。分析的な自覚が大切です。


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禁止事項

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■ 子音の発音の実例

リンク箇所をクリックすると、その子音を含む語が発音されます。個々の子音の特徴を感じ取ってください。


/p/

pet, pen, paper, party, parent, picture, people, play, poor, popular, possible, power, pretty, primary, problem, product, program, promise, public, pull

 

/b/

bet, boy, baby, ball, bear, big, bird, blue, book, box, bus, buy, back, bag, bank, basic, beach, beautiful, beside, between, beyond

 

 /t/

tent, table, tiger, tax, turtle, teacher, telephone, television, tennis, toothbrush, tree, tissue, teaspoon, toast, taco, tornado, tent, tangerine, toolbox, tambourine

 

/d/

dog, dolphin, duck, desk, door, doll, dinosaur, donut, drum, diamond, dime, date, dart, dove, dream, ducktail, dish, dentist, deer

 

 /k/

key, keep, kind, kitchen, king, kitten, kiss, kick, kit, kid, kangaroo, karate, kettle, kernel, kilogram, keyboard, kingdom

 

/g/

good, get, give, garden, goat, game, girl, green, grape, gold, ghost, guitar, gum, glasses, globe, goose, gorilla, glue, goal, guest, go-kart

 

/m/

map, man, many, may, mean, meat, meet, member, mention, message, middle, might, mile, milk, mind, miss, modern, moment, money, month

 

/n/

nap, notebook, night, nose, nail, nut, necklace, napkin, noodle, nurse, navy, nest, nap, newspaper, nugget, north, necktie, nutcracker, net

 

/ŋ/

sing, bring, king, swing, thing, wing, ring, string, spring, sting, ding, zing, ping-pong, wedding, building, evening, lightning, fencing, camping, jumping

 

/f/

fan, fast, father, feather, feet, fence, ferry, fetch, field, film, fin, finger, fire, fish, five, flag, flash, float, floor, flower

 

/v/

van, valley, value, vase, vegetable, vehicle, velvet, vendor, very, vest, victory, video, view, village, violin, visit, voice, volleyball, volume, vote

 

/θ/

thick, thank, theater, theme, think, third, thirsty, thirteen, thirty, thumb, thunder, Thursday, throat, thought, through, throw, thunderstorm, thing, thin, thrill

 

/ð/

that, this, these, those, them, they, their, there, then, the, than

 

/s/

sick, sun, sock, snow, soup, soda, sandwich, star, swim, scarf, scissors, soap, sweater, soccer, strawberry, snake, stamp, shuttle, sailor, spoon

 

/z/

zebra, zipper, zoo, zero, zone, zigzag, zucchini, zoom, zeal, zipper pull, zombie

 

/ʃ/

shark, ship, shell, shop, shoe, shirt, sheep, show, shake, sugar, shadow, shape, shave, shovel, sheet, shuttle, short, shoot, shrimp, shout

 

/ʒ/

genre, pleasure, treasure, measure, vision, television, garage, beige, leisure, seizure, usual, decision, collision, version, composure, pleasure boat, casual, Asia, magician, enclosure 


/h/

hat, happy, help, hot, heart, hop, house, honey, hurry, hello, hide, hike, huge, hamster, history, horse, hold, heavy, holiday, high, healthy, here

 

//

chair, cheese, chicken, chopsticks, chocolate, choose, church, chalk, cherry, champion, chin, chase, charm, chat, challenge, check, change, chance, channel, chest, chew, chill

 

//

jazz, jeans, jigsaw, January, jelly, jersey, jet, jogging, jewel, juggle, jolly, journal, joy, juice, jump, join, joystick, journey, judge, jungle, just

 

/w/

wolf, wood, want, water, way, week, weight, well, west, wet, wide, will, win, with, walk, watch, wait, wall, warm, wash

 

/r/

right, ring, rock, room, rose, run, radio, rice, raise, ready, river, roof, round, royal, rainbow, rabbit, red, rest, really, road, ride, ruler 

 

/j/

yellow, yogurt, year, yacht, yawn, yes, yoga, yodel, yolk, yoyo, yard, youth, yummy, yin and yang, yearbook,  Yankee, yield

 

/l/

lion, lemon, ladder, library, lipstick, lettuce, laptop, lamp, laundry, luggage, lily, lava, lawn, lunch, laughter, landlord, loaf, lizard, lobster, lantern

 

 /l/ at the end of a word ('dark l')

little, hill, will, feel, heel, meal, call, bell, cell, level, mail, nail, small, tall, fail, wall, ball, pull, pool, cool, tool, goal, soul, girl, novel, travel

 




■ Minimal pairsを使った識別練習


リンク箇所をクリックすると、語がさまざまな組み合わせや順列で聞こえてきます。音の違いが聞き分けられるか試してみてください。

























■ 終わりに


現実の会話では、話し手の発音も混濁したりしますし、聞き手も文脈から推測して語を同定します。ですから完璧な発音は必要ありません。上の識別が完全にできなくてもかまいません

とはいえ、基本は基本として学んでおくことが大切です。分析的な把握と感覚的な体得の両方で発音と聞き取りの技能を向上させてください。そして

また、ここではアメリカ英語を取り上げていますが、世界にはいろいろな英語がありますから、ぜそれらにも慣れてください。




関連記事

アメリカ英語の母音についての簡単な解説

アメリカ英語で子音が連続する場合

International Phonetic Alphabet (IPA) で発音を学ぶ際に便利なサイト集



追記(2023/05/13)

以下のYouTube動画では、上に掲載した発音体系チャートを使ってアメリカ英語の子音の発音について詳しく説明しています。約36分と長い動画ですが、一度はきちんと見ることをお勧めします(英語の聞き取りが難しい人は、YouTubeの字幕機能(画面右下に現れる歯車アイコンを操作)などを使ってください。


English Consonants Masterclass: Learn to pronounce ANY consonant in English
 [IPA chart explained]








追記(2023/05/19)

日本語での説明動画(約35分)を付け加えました。ご参考まで。




追記(2024/05/25)

CrashCourseの以下の3つの動画は(英語)発音についての優れた解説です。

Phonetics - Consonants: Crash Course Linguistics #8

Phonetics - Vowels: Crash Course Linguistics #9

Phonology: Crash Course Linguistics #10

大学英語ライティング授業でのAI利用についての個人的方針(YouTube動画)

 

[注:ここで述べる見解は私個人のものであり、私が所属する組織のものではありません]


下の動画で、私が今学期(2023年度前期)の大学英語ライティング授業でのAI利用の方針とその理由を説明します。教育分野でのAI活用については社会的な議論が必要だと考えますので、ここで公開する次第です。



2023/04/14

アメリカ英語の母音についての簡単な解説

 

以下は典型的なアメリカ英語の母音 (vowel) の簡単な解説です。



■ 母音の体系


チャートを見て、それぞれの母音を発音をする時の舌の位置と音の緊張の度合い (tense / lax) を確認してください。

なお2つの母音が連続している音は二重母音 (diphthong) と呼ばれます。多くの場合、2つ目の母音にはあまりストレスが置かれません。



上の図のエクセル版はここからダウンロード



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禁止事項

下の英語音声は「音読さん」(https://ondoku3.com/ja/)の有料版を使って作成しました。

このブログ (Blogger) には直接音声ファイルをアップロードすることができませんので、仕方なしに他のクラウドサービスに音声ファイルをアップロードしています。

音声ファイルを皆さんがダウンロードすることは禁止します。ダウンロードせずに、このブログ・クラウドサービスを通じて発音の勉強をしてください。


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■ 母音の発音の実例


次にそれぞれの母音を上のチャートを見ながら発音してみましょう。このブログ (Blogger) に直接音声ファイルを入れることはできないので、音声ファイルはここから聞くことができます。(ダウンロードは禁止します)。

 

/iː/ as in “beat”

/ɪ/ as in “bit”

/ɪər/ as in “beer”

/eɪ/ as in “bait”

/ɛ/ as in “bet”

ər/ as in “bear”

/æ/ as in “bat”

/aɪ/ as in “bite”

/aʊ/ as in “allow”

/ɑ/ as in “box”

/ɑr/ as in “bar”

/ʌ/ as in “cut” 

/ɜ:r/ as in “bird”

/ə/ as in “about” 

/ɔɪ/ as in “boy”

/ɔr/ as in “bore”

/oʊ/ as in “boat”

/ʊ/ as in “book”

/ʊr/ as in “poor”

/ʊər/ as in “pure”

/uː/ as in “boot”



■ 同じ母音を単語列で聞く


/i:/

beat. feet. greet. heap. heat. jeep. keep. leaf. meat. neat. peace. peak. seat. seek. sheet. street. sweet. teeth. treat. tweet.

 

/ɪ/

bin. bit. chip. did. dig. fit. grin. hit. in. kid. lick. mix. pick. pin. pit. quiz. rib. sit. six. tin. win.

 

/ɪər/ as in “beer”

career. clear. deer. fear. gear. hear. here. idea. near. peer. queer. rear. seer. steer. tear. tier. veneer. volunteer. year. cashier.

 

/eɪ/

bake. brave. case. chase. date. face. gate. grade. hate. lake. make. pace. place. race. safe. shape. skate. snake. take. taste. wake. wave. weight. cake.

 

/ɛ/

bet. bread. breath. dead. deck. dress. egg. end. friend. guest. head. help. leg. lesson. pen. pet. red. rest. set. ten. test. well.

 

/ɛər/

bear. wear. swear. care. stare. rare. spare. share. glare. compare. prepare. beware. declare. repair. unfair. impair. despair. blare. dare. questionnaire. fanfare

 

/æ/

bat. cat. rat. hat. mat. pat.. fat. chat. flat. that. vat. bad. sad. mad. glad. pad. lad. add. dad.  had. ad. bag. tag. wag. rag. drag. flag

 

/aɪ/

bite. kite. light. fight. sight. right. tight. night. might. slight. bright. height. white. flight. delight. ignite. polite. unite. write. excite. despite

 

//

allow. cow. now. how. brow. vow. bow. town. gown. down. clown. crown. frown. drown. brown. found. sound

/ɑ/

box. fox. top. hop. mop. pop. drop. shop. stop. lock. rock. sock. dock. clock. knock. flock. stock. shock. mock. block. cop. crop

 

/ɑr/

car. card. barn. hard. yard. start. part. smart. art. sharp. park. large. star. charge. far. target. farmer. army. charm. dark. market. carpet. chart

 

/ʌ/

fun. run. must. trust. just. dust. luck. uncle. bumpy. money. honey. study. under. bus. shut. such. rug. hub. mud. jump

 

/ɜ:r/

burn. curve. blur. earn. first. girl. herb. hurt. learn. pearl. search. serve. shirt. skirt. slur. term. third. turn. verse.

 

/ɔɪ/

toy. joy. boy. soy. ploy. employ. annoy. destroy. enjoy. deploy. oyster. loyal. royal. boil. oil. soil. toil. voice. point. moist. noise

 

/ɔr/

more. core. store. four. door. floor. roar. bore. chore. snore. score. shore. ignore. adore. explore. restore. implore. before. explore

 

//

boat. coat. goat. float. throat. road. load. soap. scope. hope. those. pose. rose. hose. cone. bone. alone. phone. tone. zone

 

/ʊ/

book. look. cook. shook. hook. took. foot. good. wood. could. would. should. put. push. pull. full. bull. sugar. cushion. butcher. bush. pull. wolf. push

 

/ʊər/

cure. sure. lure. pure. mature. unsure. secure. allure. assure. obscure. reassure. ensure. tour. futurist. tenure

 

/uː/

boot. loot. root. shoot. fruit. suit. flute. brute. cute. mute. salute. pursuit. compute. refute. pollute. commute. resolute. dilute. refute



■ Minimal pairsを使った識別練習


上の単語のうち "beat" と "bit" は音素(母音)だけが違う単語のペアです。このような音素の最小の対立だけで意味の違いが生じるペアをミニマル・ペア (minimal pair) と呼びます。


基本課題

以下のミニマル・ペアの聞き分けをしてみましょう。


/iː/ or /ɪ/

feet, fit

leak, lick

reach, rich


/ɪ/ or /ɛ/

pin, pen

bin, Ben

kin, Ken


/ɛ/ or /æ/

pet, pat

Ken, can

met, mat


 /æ/ or /ʌ/ 

back, buck

cab, cub

lack, luck


/ɑ/ or  /ʌ/ 

bot, but

cop, cup

dog, dug


/ʌ/ or /ʊ/

luck, look

buck, book

tuck, took


/ʌ/ or /ɜ:r/

bun, burn

fun, fern

gull, girl


/ɜ:r/ or /ɑ:/ 

work, walk 


/ɜ:r/ or / ɜ:rl / 

word, world


 /ʊ/ or /u:/

full, fool

pull, pool

look, Luke


/ɑ:/ or /oʊ/

jaw, Joe

law, low

raw, row


/ɑr/ or /ɔr/ 

card, cord

park, pork

part, port


/ɑr/ or /ɜ:r/

star, stir

hard, herd

farm, firm


/ɪər/ and ər

fear, fare

here, hair

steer, stare


応用課題

以下のミニマル・ペアを構成する単語は、一度順番通りに発音された後、ランダムな順番で3回提示されます。それぞれのリンクをクリックして、聞き分けられるか試してみましょう。


reap, rip, and rap  

Pete, pit, pet, and pat

meat, mitt, met, and mat

seat, sit, set, sat, and site

bead, bid, bed, and bad

beat, bit,  bait,  bet,  bat, bite, boat, and boot



■ 日本語話者が苦手とする区別

下の語がさまざまな組み合わせや順列で聞こえてきます。リンク部分をクリックして、音の違いが聞き分けられるか試してみてください。


短母音と長母音の区別

多くの日本語話者は、下の短母音 (short vowel) と長母音 (long vowel) の違いは音の長さだけだと思っています。しかしこれらの音は質が違います。音の違いを聞き分けてください。上でも確認しましたが、もう一度復習してみましょう。


bit, beat

fill, feel  

hill, heel

sit, seat

full, fool

look, Luke

pull, pool


長母音と二重母音の区別

長母音とは1つの母音が長い期間延ばされて発音するものです。これに対して二重母音は2つの異なる母音が連続して1つの母音のように発音されるものです。上でも確認しましたが、もう一度復習してみましょう。


bald, bold

bought, boat

caught, coat

saw, sew



■ 終わりに

ここではアメリカ英語を取り上げましたが、別に日本語話者(あるいは他の言語話者)がすべてアメリカ英語を規範にしなければいけないというわけではありません。発音は多くの人に支障なく聞き取ってもらえるものであれば、さまざまな個性がある方がむしろ自然です。

しかしアメリカ英語は現在もっとも広がっている英語変種の一つです。その音声的特徴を分析的に理解しておくことは、今後のリスニングにも役立つと思い、この記事を作成しました。



関連記事

アメリカ英語子音についての簡単な解説

アメリカ英語で子音が連続する場合

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/04/blog-post_25.html

International Phonetic Alphabet (IPA) で発音を学ぶ際に便利なサイト集

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/04/international-phonetic-alphabet-ipa.html


追記(2023/05/13)

以下のYouTube動画では、上に掲載した発音体系チャートを使ってアメリカ英語の母音の発音について詳しく説明しています。約25分と長い動画ですが、一度はきちんと見ることをお勧めします(英語の聞き取りが難しい人は、YouTubeの字幕機能(画面右下に現れる歯車アイコンを操作)などを使ってください。


American English Vowels | IPA (International Phonetic Alphabet) vowel chart

https://youtu.be/9E6F57s-V7U






追記(2023/05/19)

日本語の解説動画(約26分)も付け加えました。ご参考まで。





追記(2023/12/06)

以下のYouTube動画でもIPAについて学べます。

How to read the International Phonetic Alphabet | Complete Beginners Guide
How Vowels Work | International Phonetic Alphabet Guide


追記(2024/05/25)

CrashCourseの以下の3つの動画は(英語)発音についての優れた解説です。

Phonetics - Consonants: Crash Course Linguistics #8

Phonetics - Vowels: Crash Course Linguistics #9

Phonology: Crash Course Linguistics #10



2023/04/11

「ChatGPT英会話・初級者用」のプロンプトです。中3~高2レベルの英語力で、ChatGPTと(音声)会話できます。(プロンプト Ver. 2に改訂)


追記(2023/05/24)

以下のプロンプトをGPT-4のモードで実行しますと、たしかにChatGPTは過剰にしゃべることがなくなります。しかし会話を深く掘り下げることなく、話題はどんどん変わってゆきます。迅速なやり取りを訓練しようと思えばGPT-4モードを使えばいいかもしれません。

ただしGPT-4モードは現在、一定時間内の利用回数に制限があります。よって、以下のプロンプトで簡単な会話の応酬をするのは、GPT-4の利用制限がなくなってからのことになるかと思います。


***

 昨日、「なかなかChatGPTにやさしい英語を話させることが難しい」と書きましたが、さきほど「そうか、5才児レベルの英語を話せ」と指示すればいいのではと思いつきました(補記:Ver. 2では3才児レベルの英語と指示しました。かつ私のプロンプト自体も、いかにも英語が不得意そうな人のように書きました)。

そこでお昼休みに弁当を食べながら作ったのが下のプロンプトです。試してそれなりの効果が見られたので、ここに「ChatGPT英会話・初級者用」としてご紹介します。


■ このプロンプトの効果

- 下で紹介する「ChatGPT英会話・初級者用」のプロンプトをChatGPT (GPT-3.5) に貼り付けるだけで、ChatGPTがChatGPT英会話・中級者用」よりもやさしい英語であなたと英会話してくれます。

- 中3~高2レベル程度の簡単な英語でのやり取りになるので、通じる発音ですぐに英語で発話するよい練習になります。(音声でのやり取りにはChromeブラウザーの拡張機能が必要です。詳しくは「ChatGPTと音声で英会話する方法(上級者用)」を御覧ください)。


■ 想定するユーザー

- 中学3年生~高校2年生レベルの英語の語彙力と文法力をもつ人。

- 簡単な英語ですばやく会話する能力を高めたい人。

- 自分の発音を改善し、多くの英語話者にすぐにわかってもらえるようにしたい人。


■ このプロンプトの説明

- この「Chat英会話・初級者用」は、昨日ご紹介した「ChatGPT英会話・中級者用」のプロンプトで使っていた "English at the CEFR level of A1" を "English at the level of 5-year-old" に変更したものです。


■ ChatGPTと音声でやり取りをする方法

- ChatGPTとの音声でのやり取りを可能にするVoice Control for ChatGPTのインストールや使い方については以下の記事を御覧ください。


ChatGPTと音声で英会話する方法(上級者用)

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/04/chatgpt.html



■ スマホやタブレットをお使いの方

- スマホやタブレットをお使いの方は、英語での音声入力だけを可能にしておいてください。人間が音声でしゃべり、ChatGPTが画面の文字で応答するという形になります。音声出力ではありませんが、パソコンよりも手軽なデバイスで英会話練習できるのは楽しいものです。


■ このプロンプトの限界

- 英会話のトピックを深く掘り下げようとする人は、上の「ChatGPTと音声で英会話する方法(上級者用)」のプロンプトをお使いください。

- ChatGPTはしばしば「私はAIなので」と反応します。ChatGPTには自分がAIであるということが深く刻み込まれているようです。以前、Bing.AIに別人格(Sydney) が出たニュースがありましたが、OpenAI社はそういったことを警戒しているのかもしれません。その点、Character.AI にはいろいろな人格が予め組み込まれています。しかし、私はうまく音声入力できないので、現時点ではCharacter.AIを私はあまり使っていません。

- AIには人間のような感情はありません。このプロンプトで練習できるのは、あくまでも素早い英文生成能力だと考えてください。相手の気持ちを思いやった話し方については、人間と対話して学ぶ必要があるでしょう。


■ 手順


0) パソコンのChromeブラウザーにVoice Control for ChatGPTをインストールしておいてください。(上記参照)

1) 下のプロンプトをChatGPTにコピペして会話を始めてください。

2) Voice Control for ChatGPTを使って会話する時は、「カーソルをChatGPT入力窓の外に出してから、スペースバーを押してしゃべる」癖をつけてください。



■ プロンプト Ver.2 (2023/04/12版)


Please chat with me in super-easy English little by little. I am a foreigner. I am alone. I understand only a little English. Please talk to me like I'm a three-year-old. I only understand one sentence at a time. Please start a chat with me.



***

以下のプロンプト初版は記録のためだけに残しておきます。初版はプログラミング言語の流儀で書きましたが、上の第2版は思い切って自然言語でのお願いのように書いてみました。第2版の方が性能が良さそうです。



■ プロンプト(2023/04/11版)

(注:最初の===から最後の英文までコピーしてください)



===

# Goals:

- You always speak English that is understandable for a 5-year-old kid.

- You only speak one or two sentences in one response.

- Your sentences are always short; they are within 10 words.

- You always encourage the user to speak more.

- You always remember the Context and Instruction defined below when you speak.


# Context:

- You're an English instructor

- The user is a student of English who only understands English at the level of a 5-year-old kid.

- You support your student to learn English when they struggle to speak.

- You kindly explain words and grammar at the request of your student. 


# Instruction:

- Always speak in one or two sentences.

- Keep a conversation with your student in a 5-year-old level of English.

- Paraphrase your student's response when it does not make sense and ask for confirmation politely.

- Correct your student's expression when it is indecent, vulgar or offensive. Explain why their language is not appropriate.

- End your response with a suggestion to let your student speak more.


===


Do you understand what you have to do? If so, only greet your student and suggest starting a conversation without stating that you understand what you have to do.





■ お勧めの使い方

- 自分が本当に話したいトピックを選びましょう。好きなトピックなら自然と意欲もわきますし、ChatGPTからの回答に興味がわきます。

- とにかくどんどん話してみましょう。技能獲得には一定量の練習が必要です。

- この練習ではそこまで文法や語法にこだわらず、とにかくChatGPTと対話を重ねてみましょう。ChatGPTがあなたの意図を誤解していなかったらそれでOKです。

- 逆にChatGPTがあなたの意味を取り違えたら、あらゆる方法を使ってChatGPTにあなたの意図を理解させてください。その対応力がコミュニケーション能力の鍵です。

- 言いたい表現がわからなかったらどんどんChatGPTに聞いてください。

- またChatGPTの表現でわからないことがあれば、どんどん尋ねてください。

- 会話終了後に時間があれば、ChatGPTの画面を見返して、ChatGPTが使ったうまい表現を記録してゆきましょう。その記録こそは、あなたがもっとも身につけたい表現のはずです。


■ プロンプトの利用について


- 完全に自由です。そのままコピーしても、一部を修正して使ってもかまいません。

- 上のプロンプトは予告なしに修正することがあります。


■ お願い

- 私はAIの活用法をできるだけ社会全体で共有したいと思っています。もし上のプロンプトに対する感想や改善点があれば,Twitterの @yosukeyanase に向けてお知らせください。


■ 感想

- 今回のプロンプト改善は、「プロンプトエンジニアリング」といった高尚な知識からではなく、「ChatGPT君にとってわかりやすいお願いの仕方は何だろうか」という素朴で擬人的な問いから行ったものです。

- 私は英語ライティングを教えていますので、いつもどうやったら "clear, correct, concise" な文章を書けるだろうと考えています。ChatGPTとの対話も人間同士のコミュニケーション同じように考えて行えばよいのではと素人として考えています。(下の動画では、落合陽一先生が、自然言語(英語)の重要性を語っています)。

- とはいえ同時に、Pythonなどを使えれば便利だろうなとも思っています。時間を見つけて勉強できればいいのですが・・・






関連記事

ChatGPTと音声で英会話する方法(上級者用)

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/04/chatgpt.html

「ChatGPT英会話・中級者用」のプロンプトです。コピペして自由に使ってください。

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/04/chatgpt_10.html

ChatGPT英語例文自動添削プロンプト

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/04/chatgpt_9.html


追記

最初はこのプロンプトを「中3から高1向け」としていましたが、その後「中3から高2向け」と変えました。ChatGPTに簡単な英語だけを話し続けさせるのはなかなか難しいです。

2023/04/10

「ChatGPT英会話・中級者用」のプロンプトです。コピペして自由に使ってください。

 追記(2023/04/11)

本日追加した「ChatGPT英会話・初級者用」の方が簡単なプロンプトです。

下のプロンプトよりもこの初級者用プロンプトの利用をお勧めします。



「ChatGPT英会話・初級者用」のプロンプトです。

中3~高2レベルの英語力で、ChatGPTと(音声)会話できます。

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/04/chatgpt31chatgpt.html



下の中級者用のプロンプトは記録のために残しておきます。


***


■ 効果

- 下で紹介する「ChatGPT英会話・中級者用」のプロンプトをChatGPT (GPT-3.5) に貼り付けるだけで、ChatGPTが比較的やさしい英語であなたと英会話してくれます。

- やや簡単な英語でのやり取りになるので、通じる発音ですぐに英語で発話するよい練習になります。


■ 想定するユーザー

- 高校2~3年生レベルの英語の語彙力と文法力をもつ人。

- 簡単な英語ですばやく会話する能力を高めたい人。

- 自分の発音を改善し、多くの英語話者にすぐにわかってもらえるようにしたい人。


■ このプロンプトについての説明

- この「ChatGPT英会話・中級者用」は、先日ご紹介した「ChatGPTと音声で英会話する方法(上級者用)」 (https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/04/chatgpt.html) を少し改良したものです。ChatGPTが出力する英語をできるだけ簡単なものにしました。


■ このプロンプトの限界

- 英会話のトピックを深く掘り下げようとする人は、「ChatGPTと音声で英会話する方法(上級者用)」 (https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/04/chatgpt.html) のプロンプトをお使いください。下でご紹介する「ChatGPT英会話・中級者用」のプロンプトは、簡単で短い英語のやり取りをするためのものです。


■ ChatGPTと音声でやり取りをする方法

- ChatGPTとの音声でのやり取りを可能にするVoice Control for ChatGPTのインストールや使い方については「ChatGPTと音声で英会話する方法(上級者用)」 (https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/04/chatgpt.html) を御覧ください。


■ 手順

0) Voice Control for ChatGPTをパソコンのChromeブラウザーにインストールしておいてください。(上記参照)

1) 下のプロンプトをChatGPTにコピペして会話を始めてください。

2) Voice Control for ChatGPTを使って会話する時は、「カーソルをChatGPT入力窓の外に出してから、スペースバーを押してしゃべる」癖をつけてください。


■ プロンプト(2023/04/11版)

(注:最初の===から最後の英文までコピーしてください)


===


# Goals:

- You always speak with easy vocabulary in simple grammatical structures, equivalent to the CEFR level of A1 explained in the Background below.

- You only speak one or two sentences in one response.

- You always let your student to speak more.

- You always remember the Context, Background Knowledge, and Instruction defined below when you speak.


# Context:

- You're an English instructor for learners at the beginner level.

- You always encourage your students to speak more.

- You're an excellent listener who talks less than your students.

- You support your students to learn English when they struggle to speak.

- You always speak with the Background Knowledge in mind.


# Background Knowledge:

- The CEFR A1 level vocabulary consists of everyday words and phrases related to personal details, family, hobbies, work, school, and routine activities. Learners can understand and use basic vocabulary related to these topics, such as basic nouns, adjectives, verbs, and prepositions. The vocabulary includes words such as "name," "age," "family," "like/dislike," "go," "do," "eat," "drink," and "place."

- The CEFR A1 level grammatical structure includes basic sentence structures using simple present tense, such as subject-verb-object, subject-be, and subject-verb-adverb. Learners can use personal pronouns (I, you, he/she/it) and possessive adjectives (my, your, his/her/its) to describe people and things, and can form questions using interrogative pronouns (what, where, who) and auxiliary verbs (do/does). Learners can also use basic prepositions (in, on, at, from) to indicate time, place, and origin.


# Instruction:

- Keep a conversation with your student in very simple English described above.

- Paraphrase your student's response when it is not good English and ask for confirmation politely.

- End your response with a suggestion to let your student speak more.

- Keep acting like the instructor defined in the Context above.

- Always remember the Goals defined above.


===


Do you understand what you have to do? If so, only greet your student and suggest starting a conversation without stating that you understand what you have to do.


■ プロンプトの利用について

- 完全に自由です。そのままコピーしても、一部を修正して使ってもかまいません。

- 上のプロンプトは予告なしに修正することがあります。


■ お願い

- 私はAIの活用法をできるだけ社会全体で共有したいと思っています。もし上のプロンプトに対する感想や改善点があれば,Twitterの @yosukeyanase に向けてお知らせください。

-  特にChatGPTが出力する英語を、CEFRのA1といった簡単なレベルに留める方法を模索しています。どなたかご教示いただければ幸いです。




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