2023/10/02

「言語教育設計学1」(2023年度後期)のシラバス

 

 

言語教育設計学1

 

授業の概要・目的

この授業では言語教育の設計を、「現代的問題」、「言語能力のモデル」、「コミュニケーションのモデル」、「言語教育の哲学的探究」の4つの観点から考察します。この授業の目的は、これら4つの観点から、言語教育における授業およびカリキュラムの設計について理論的に考察し、さらにそれを改善・再構築する力をつけることです。この力により、履修者が実際に教壇に立った際に、言語教育の改良に貢献できることを目指します。

なおこの授業での「言語教育」として考察する事例は主に日本における英語教育ですが、その他の事例にも時に言及します。

※ この「言語教育設計学1」は、「言語教育設計学2」と合わせて1つのコースになっています。前者が言語とコミュニケーションに、後者が教育実践に重きをおいた内容になっています。順序はともかく、2つの講義を受講していただけたらより理解が深まるかと思います。

 

到達目標

・理論的目標:言語教育における授業やカリキュラムの設計において、単に自分の経験から考えるのではなく、理論的な観点から検討を加えることができるようになる。

・理論的下位目標 (1):言語教育を考える際に、現代的な問題(特にAIの台頭)の観点から言語教育について批判的に考察できるようになる。

・理論的下位目標 (2):言語能力の観点から言語教育について批判的に考察できるようになる。

・理論的下位目標 (3):コミュニケーションの観点から言語教育について批判的に考察できるようになる。

・理論的下位目標 (4):哲学的な思考を経た上で、言語教育について批判的に考察できるようになる。

・実践的目標:言語教育の授業やカリキュラムの設計・改善・再構築について、自分なりの解決法を提案し、それを共同体的観点からも研究的観点からも再検討することができるようになる。

※ 上記のうち、理論的目標と実践的目標は「言語教育設計学2」と共有しています。この授業独自の目標は、理論的下位目標です。

 

授業計画と内容

この授業は上記の4つの観点に基づき、4部から構成されています。

 

1(10/05) 導入:言語教育について研究するにあたって

■ 「人間を育てる英語教育とは何か--英語教師に必要な哲学」『新英語教育』20223月号 pp.7-9

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/03/2022-20223pp7-9.html

■ ダブルループラーニング (double-loop learning 二重ループ学習)についての私的まとめ

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2016/11/double-loop-learning.html

■ 実践者として現場で考えるための方法論

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2013/07/blog-post_20.html

■ 研究のまとめ方の基本(高校生や大学1年生のための約15分のYouTube解説動画)

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/06/15youtube.html

 

 

【第1部 現代的問題】

 

2(10/12) 機械翻訳の影響

■ 機械翻訳が問い直す知性・言語・言語教育―サイボーグ・言語ゲーム・複言語主義―

https://www.jstage.jst.go.jp/article/letkj/7/0/7_1/_article/-char/ja

■ 解説動画「機械翻訳によって、異文化の問題は前景化するのかそれとも後景化するのか:一般学術目的の英語ライティング授業からの考察」

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2021/11/blog-post.html

■ 機械翻訳はバベルの塔を築くのか

(別途資料配布)

■ AIを活用して英語論文を作成する日本語話者にとっての課題とその対策

(別途資料配布)

▲ 「大学教養・共通教育における機械翻訳活用型英語ライティング授業の成功のための諸要因 --制度・言語能力・原理的理解・教材・フィードバックの5つの観点から--」(2次出版としての英語翻訳付き)

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/06/2023-5-2.html

▲ ライティング用AIは、学習者に理解語彙を使って思考・表現し、それを発表語彙に変える機会を与える

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2021/06/ai.html

▲ Writing-Assisting AI Enables Learners to Think and Write with Their Passive Vocabulary and Develop it into Active Vocabulary

 http://yosukeyanase.blogspot.com/2021/06/writing-assisting-ai-allows-learners-to.html

▲ 【約35千字】 AI時代の英語教育: 大学Academic English指導者の立場からの提言

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2021/05/35ai-academic-english.html

▲ A Report on the Future of University English Education in Light of the Development of AI

http://yosukeyanase.blogspot.com/2021/05/a-report-on-future-of-university.html

▲ 文法・機能構造に関する日英語比較のための基礎的ノート ―「は」の文法的・機能的転移を中心に

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/06/blog-post_29.html

 

3(10/19) 大規模言語モデルの影響

■ 国立情報研究所シンポジウム:大学英語教育におけるChatGPT活用形授業実践 

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/10/dxchatgpt.html

■ JACET全国大会シンポジウム「AIの台頭とこれからの大学英語教師--始めに行為ありき」のスライドと解説動画を公開します。

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/09/jacetai.html

■ AI活用の決定要因としての教育観と学習観

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/10/ai.html

 

 

【第2部 言語能力のモデル】

 

4(10/26) 応用言語学の言語能力観(HymesからBachmanまで)

■ Hymes, Canale & Swain, Widdowson and Bachman & Palmer (授業用スライド)

https://app.box.com/s/vc1iqyoufo4ifpehf7v5

■ Hymes, Canale, Swainの論に関するファイル

https://app.box.com/shared/7en2j1cs8l

■ WiddowsonBachmanの論に関するファイル

https://app.box.com/shared/2hhexdlyt0

▲ 教育と生産を混同するな--ウィドウソン、ハーバマス、アレントの考察から--

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2008/10/blog-post_4057.html

 

5(11/02) 言語コミュニケーション能力の3次元的理解 

■  「学校英語教育の見通し」

https://app.box.com/shared/rz8lkgkj4i

■  授業スライド:コミュニケーション能力の三次元的理解

https://app.box.com/s/8tpkdkyzrtzoxkt6702m

▲ 『日本言語テスト学会』論文

http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/ThreeDimentional.html

▲ Common European Framework of Reference for Languagesの摘要

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2013/06/common-european-framework-of-reference.html

▲ 複言語主義(plurilingualism)批評の試み

https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00033694

 

 

【第3部 コミュニケーションのモデル】

 

6(11/09) Davidsonの言語・コミュニケーション哲学

■  デイヴィドソンのコミュニケーション能力論からのグローバル・エラー再考

http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00027396

■  コミュニケーション能力論とデイヴィドソン哲学

http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00028105

 ■ 授業用スライド

https://app.box.com/s/my02oalacetso38t4vsz

■  二項対立の間でデイヴィドソンを考える

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2008/11/blog-post_13.html

▲  「コミュニケーションの極から考える」(2001/8/3)および「コミュニケーションという革新」(2001/5/20)

https://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/essay01.html

のページにあります。スクロールかCtrl+Fで探してください。

 

7(11/16) Jakobsonのコミュニケーション観

■ コミュニケーションに関するヤーコブソン・モデルの展開 : 英語教育研究の刷新のために

https://doi.org/10.20713/celes.42.0_297

■ Jakobson (1960) Linguistics and Poeticsを読む

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2012/06/jakobson-1960-linguistics-and-poetics.html

■ コミュニケーションとしての授業: 情報伝達モデル・6機能モデル・出来事モデルから考える

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/05/6.html

■ コミュニケーション・モデルの再検討から考える 英語教師の成長

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2012/06/blog-post_26.html

▲ 小山亘(2012)『コミュニケーション論のまなざし』三元社

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/05/2012.html

 

8(11/30) 第1総括

これまでの授業で学んだことの中から1つのテーマを選んで小論文を執筆してください。

 

 

【第4部 言語教育の哲学的探究】

 

9(12/07) Wittgensteinの哲学からの探究(その1)

■ 再掲: AI活用の決定要因としての教育観と学習観  Part 4: ウィトゲンシュタインの言語使用論

https://youtu.be/w4A6GA6Kfps

■ ウィトゲンシュタイン『哲学的探究』の1-88節の個人的解釈

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2021/03/1-88.html

   ウィトゲンシュタイン『哲学的探究』の1-88-- 特に『論考』との関連から

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2012/01/1-88.html

   「四技能」について、下手にでなく、ウィトゲンシュタイン的に丁寧に考えてみると・・・

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/11/blog-post.html

 

10(12/14) Wittgensteinの哲学からの探究(その2

■ 「英語ユーザーへのインタビュープロジェクトの実践から」(日本英文学会第95回大会シンポジウム)の解説動画とスライド

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/05/95.html

■ ウィトゲンシュタイン『哲学的探究』の89-133節の個人的解釈

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2021/03/89-133.html

■ 授業用スライド

https://app.box.com/s/yfpb7o8j8jbsrv26lbfe

▲ Introduction of The End of Average by Todd Rose (2017)

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2018/03/introduction-of-end-of-average-by-todd.html

▲ 平均の発明 Ch.1 of The End of Average by Todd Rose (2017)

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2018/03/ch1-of-end-of-average-by-todd-rose-2017.html

▲ いかにして私たちの世界は標準化されてしまったのか Ch.2 of The End of Average by Todd Rose

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2018/04/ch2-of-end-of-average-by-todd-rose.html

   野矢茂樹 (2006) 『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』 (ちくま学芸文庫)

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2012/01/2006.html

   鬼界彰夫(2003)『ウィトゲンシュタインはこう考えた-哲学的思考の全軌跡1912~1951』講談社現代新書

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/10/2003-1912-1951.html

   ジョン・M・ヒートン著、土平紀子訳 (2004) 『ウィトゲンシュタインと精神分析』(岩波書店) (2005/8/3) 

http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/review2004-5.html#050803

▲  ウィトゲンシュタインに関するファイルをダウンロード

https://app.box.com/s/uz2839935sszn8597nsx

▲ ウィトゲンシュタイン著、鬼界彰夫訳(2005)『ウィトゲンシュタイン哲学宗教日記』講談社

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2009/09/2005.html

 

11(12/21) Arendtの哲学からの探究

■ 授業投映用スライド

https://app.box.com/s/16u6niaruo7x3bcmkgh4s3eps9r51ls2

■ 真理よりも意味を、客観性よりも現実を: アレント『活動的生』より

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2016/05/blog-post_24.html

■ 人間の複数性について: アレント『活動的生』より

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2016/06/blog-post.html

■ アレントの行為論 --アレント『活動的生』より

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2017/01/blog-post_18.html

■  アレント『人間の条件』による田尻悟郎・公立中学校スピーチ実践の分析

http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/zenkoku2004.html#050418

▲ アレント『暗い時代の人々』より -- 特に人格や意味や物語について—

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2016/10/blog-post_11.html

▲ 「現代社会における英語教育の人間形成について―社会哲学的考察」を読んでください。

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2009/05/pdf.html

▲ アレントの言語論に通じるル=グヴィンの言語論

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2016/10/blog-post_25.html

▲  人間の条件としての複数性

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/04/blog-post_8473.html

▲  この世の中にとどまり、複数形で考える

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/03/blog-post_24.html

▲ 「政治」とは何であり、何でないのか

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/04/blog-post_11.html

▲  アレントによる根源的な「個人心理学」批判

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/03/blog-post.html

▲  世界を心に閉じこめる近代人

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/06/blog-post_1835.html

▲ ハンナ・アレントの講義から学校教育について根源的に考え直す

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2017/02/blog-post.html

▲ 「人間らしい生活--英語学習の使用と喜び」

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/10/blog-post_31.html

▲  E・ヤング=ブルエール著、矢原久美子訳 (2008) 『なぜアーレントが重要なのか』みすず書房

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2009/09/e-2008.html

▲  仲正昌樹 (2009) 『今こそアーレントを読み直す』 (講談社現代新書)

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2009/09/2009.html

▲ 欠陥商品としての「考える」こと

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/05/blog-post_16.html

▲ ジュディス・バトラー著、佐藤嘉幸・清水知子訳(2008)『自分自身を説明すること』月曜社

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/11/2008.html

▲ ジュディス・バトラー著、竹村和子訳(2004)『触発する言葉』岩波書店

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/11/2004.html

▲  「当事者が語るということ」もどうぞ

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2009/09/blog-post_4103.html

▲ 西洋哲学の寵児の政治的判断

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/04/blog-post_10.html

▲ 人間、ハンナ・アレント

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/01/blog-post_12.html

▲ アレント哲学の枠組みの中での「芸術」の位置づけ:エクセルファイルの概念図

https://app.box.com/shared/lseur17j1e

▲ 映画『ハンナ・アーレント』予告編

http://www.cetera.co.jp/h_arendt/

 

 

12回 (12/28) Luhmannの意味理論からの探究

■ オンデマンド配信シンポジウム:「学校英語教育は言語教育たりえているのか―意味の身体性と社会性からの考察―」

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2020/06/blog-post_7.html

■ 柳瀬陽介 (2021) 「学校英語教育は言語教育たりえているのか:意味の身体性と社会性からの考察」『KELESジャーナル』 6 p. 6-23

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2021/05/2021-keles-6-p-6-23.html

■ 「意味、複合性、そして応用言語学」 『明海大学大学院応用言語学研究科紀要 応用言語学研究』 No.19. pp.7-17

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2017/08/no19-pp7-17.html

▲ ルーマン『社会の社会』第1章第3節(意味)のまとめ

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2020/02/13.html

▲ コミュニケーションはいかにして形成され、そこでは何が生じるのか:長岡(2006)『ルーマン 社会の理論の革命』の第8章を基にしたまとめ

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2019/09/20068.html

▲ 意識とコミュニケーションの関係についてのルーマン論文のまとめ

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2019/06/blog-post_20.html

▲ ルーマン (1990) 「複合性と意味」のまとめ

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2016/05/1990.html

▲ ルーマン意味論に関する短いまとめ(『社会の社会』より)

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2016/06/blog-post_15.html

▲ ルーマンの二次観察についてのさらに簡単なまとめ

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2019/07/blog-post.html

▲ ルーマンの二次観察 (Die Beobachtung zweiter Orndung, the second-order observation) についてのまとめ -- Identitat - was oder wie? より

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2016/08/die-beobachtung-zweiter-orndung-second.html

▲ 「言語学という基盤を問い直す応用言語学?―意味概念を複合性・複数性・身体性から再検討することを通じて―」(応用言語学セミナーでのスライドとレジメ)

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2016/11/blog-post_15.html

▲ 今井邦彦・西山佑司 (2012) 『ことばの意味とはなんだろう』岩波書店 (「第19回応用言語学セミナー 応用言語学を考える」の準備の一環としてのまとめ)

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2016/11/2012-19.html

▲ 「意識の統合情報理論からの基礎的意味理論―英語教育における意味の矮小化に抗して―」(『中国地区英語教育学会研究紀要』 No. 48 (2018). pp.53-62

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2018/05/no-48-2018-pp53-62.html

 

 

13回 (01/11) KantMarxの哲学からの探究

■ 「AIによる英語教育の商品化と格差の拡大を防ぐ― テクノロジーは人権尊重のために ―」投映スライドと解説動画の公開

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/08/let62ai.html

■ 柳瀬陽介 (2023) 「「英語力」をこれ以上商品化・貨幣化するために AI を使ってはならない─ 技術主導の問いから人間主導の問いへ─」 『早稲田日本語教育学』 第35号 pp. 57-72

https://waseda.app.box.com/s/z3rrc0wycuv9zewspmgo4iftjaw9i1rp

■「田尻悟郎氏の授業における教室秩序の成立」:シンポジウム発表のスライドと解説動画を公開します

https://yanase-yosuke.blogspot.com/2023/08/blog-post.html

▲ マルクス商品論(『資本論』第一巻第一章)のまとめ

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2012/08/blog-post_14.html

▲ LETパネルディスカッションにおける柳瀬の投影資料(コミュニケーション能力の定型化と商品化への懸念)

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2018/08/let.html

▲ 「テストがさらに権力化し教育を歪めるかもしれない」(ELPA Vision No.02よりの転載)

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2016/08/elpa-vision-no02.html

▲ Measurement and Its Discontentsの翻訳

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2017/05/measurement-and-its-discontents.html

▲ 創造性を一元的な評価の対象にしてはいけない

https://app.box.com/s/rgitttis98za731og0i1o4va8tcuitb6

▲ Robert Crease氏によるエッセイ「文化を測定する (Measuring culture)」の抄訳

http://yanaseyosuke.blogspot.com/2018/07/robert-crease-measuring-culture.html

▲ Robert Crease (2011) World in the balanceのエピローグの抄訳

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2018/07/robert-crease-2011-world-in-balance.html

▲ いかなる社会的指標も、社会的な意思決定に使われれば使われるほどますます腐敗に向かう圧力を受け、それがそもそも観測しようとしていた社会的過程を歪め腐敗させやすくなる

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2018/07/blog-post.html

▲ 「リスト化・数値化の危険性」

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2015/08/blog-post_31.html

▲ 南風原朝和(編) (2018) 『検証 迷走する英語入試―スピーキング導入と民間委託』岩波書店

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2018/06/2018.html

▲ Shohamy (2001) The Power of Tests のPart Iのまとめ

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2018/06/shohamy-2001-power-of-tests-part-i.html

▲ モイシェ・ポストン著、白井聡/野尻英一監訳(2012/1993)『時間・労働・支配 ― マルクス理論の新地平』筑摩書房

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2012/10/20121993.html

▲ Moishe Postone (1993) Time, Labor, and Social Domination (Cambridge University Press)

http://yosukeyanase.blogspot.com/2012/10/moishe-postone-1993-time-labor-and.html

▲ Marx's dialectics according to David Harvey

http://yosukeyanase.blogspot.com/2012/08/marxs-dialectics-according-to-david.html

▲ ジョン・ホロウェイ著、大窪一志・四茂野修訳 『権力を取らずに世界を変える』 同時代社

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2009/09/blog-post_24.html

■ 「コミュニケーション能力」は永遠に到達も実証もできない理念として私たちを導く

http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/10/blog-post_5.html

■ リスト化・数値化の危険性

https://yanaseyosuke.blogspot.com/2015/08/blog-post_31.html

▲ Introduction and Key terms (Summary of Kant's Critique of Pure Reason #1)

https://yosukeyanase.blogspot.com/2012/09/introduction-and-key-terms-summary-of.html

▲ Transcendental ideas

http://yosukeyanase.blogspot.jp/2012/09/transcendental-ideas-summary-of-kants.html

▲ 'I' as the transcendental subject of thoughts = X

http://yosukeyanase.blogspot.jp/2012/09/i-as-transcendental-subject-of-thoughts.html

▲ Freedom

http://yosukeyanase.blogspot.jp/2012/09/freedom-summary-of-kants-critique-of.html

▲ Principle of Pure Reason

http://yosukeyanase.blogspot.jp/2012/09/principle-of-pure-reason-summary-of.html

 

14(01/18) 第2統括

これまでの授業で学んだことの中から1つのテーマを選んで小論文を執筆してください。

 

15(02/01) フィードバック

 

 

8回と第14回の統括回以外の授業では、履修者が指定されたテクストを精読した上で、教師が問いかけを行い、それをもとに参加者全員で討議します。

統括回の授業では、履修者がそれまでに学んだ観点を整理した上で独自の観点から発表し、参加者全員で討議します。

15回の授業ではフィードバックとして、授業全体を通じた学びを再確認しそこから新たな学びにつながるような情報提供・対話を行います。

 

 

履修要件

特になし

 

成績評価の方法・観点

精読回の授業での課題(25点満点)と積極的な対話(25点満点)、および統括回の課題(25点満点)と実際の発表(25点満点)の合計得点(100点満点)で評価します。それぞれの予習については後述します。

 

教科書

授業に関係する文献を教師が要約した資料をPandAで配布します。

 

参考書等

PandAで配布する資料で示します。

 

授業外学習(予習・復習等)

通常の授業では、資料(■印は必読資料)を読んだ上で自分が理解できたこと、疑問に思ったことなどをPandAの所定の欄に予め書き込んでおくことを予習課題とします。

統括回の授業では、それまでの学びを復習した上で独自の観点から整理した文章をPandAの所定の欄に予め書き込んでおくことを予習課題とします。

予習課題の提出期限は原則として授業前日(水曜日)の23:59とします。

 

その他(オフィスアワー等)

面談を希望する履修者は、口頭もしくはメール(yanase.yosuke.3nアット>kyoto-u.ac.jp)でお知らせください。お互いに都合のよい時間帯を予め決めて面談を行いましょう。

 

その他特記事項

特になし。

 


楽しい英語学習は長続きする:アニメ・ドラマ(Netflix on Language Reactor)と漫画(LANGAKU)

本日、英語学習に意欲的な学部生と英語で話す機会を得ました。彼ら曰く、英語を身につけるためには集中的な学習が必要なのはわかるが、毎日続けるには、楽しさという要素が必要だ、ということです。ここでは彼らから教えてもらった2つの方法を共有します。 (1) Netflix上のアニメやドラマ...